今日は、キ−マシンの2台目です。
これは、シリカさんのマトリックスという機械で、FC−30で作れないディンプルキ−やウェ−ブキ−、バ
イスを変えればチュ−ブキ−等(当店には残念ながらありませんが)まで切削可能なスグレモノで、
応用効きます。FC−30の両脇の隙間を幅広く埋めるようなイメージです
鍵の種類に合わせてカッタ−を選択します。また、通常の使い方とは違いますが、ブランクキ−が
無い鍵を、似たブランクキーから鍵穴に入るように加工したりする時にも使います。全く似てない
違う物でもやったことはあります。できるのもあります。
こうして、他店で断られたような鍵も何本も作っています。
この機械に感動したことは、マニュアル通りにやるだけで、鍵が複製できる事でした。アルバイト
やパートの方などの経験の浅い方でもできるということです。
それまでのキ−マシンは、練習と経験が必要でした。(力加減やカッタ−とトレーサ−のセッティン
グ、基準がないからマニュアルも作れないような感じでした。)
ただし、失敗した時の原因の発見とかトレ−サ−やカッタ−が摩耗した時やバイスの調整や機械の
調子に合わせた仕事には経験が必要です。機械はいつも新品同様ではないということです。
そして、この機械の好きなところは、人に優しい感じがするところです。作った人達の優しさ
みたいなものを感じてるのかもしれませんが、独特の安心感と優しさがあります。女性的な
感じではなく、器のデカイ背の低い男友達って感じで、ついこっちがわがままを言ってしまった
り、つい存在を忘れてしまうことも〜。
スイマセン。
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