#2また、3足行きます。
1,
これは、プラスチックに革が巻いてあります。
仕上げやすいヒールです。ワックスで仕上げます。
ワックスは、近藤商会さんに注文しています。
注文の時は、「ドイツロー黒1」と書きます。
2、
気のせいかきれいに見栄えのする靴のときは、
「サンプルに使おうか、、、」
と思う傾向があります。
若干反則気味かもしれませんが、その辺は皆さんも大人で賢いしょうから、
適当に差し引いてください。
画像にして、液晶画面で見るとつやもいいです。
それも差し引いてください。
土台がスポンジなので履くうちにつぶれてしわがよってきています。
あんまり神経質になる必要はないですが、体重の掛かる側に著しく潰れてる場合は
化粧が削れる前でも早めにお持ちいただいたほうがいい場合もあります。
タフZという材料です。
でも、きちんとまっすぐ削れているところ等は伝わるかとおもいます。
この材料でこの仕上げ方をするのは少し勉強が必要です。
初心者は削った面が必ずビヨビヨっとなります。
コッポリでも苦手意識のある人が多いように思いました。
他のコッポリでは、10ミリの材料は、タフZではなくタフアルトを使用してると思います。
タフZの方が硬いのと、社長が使ってた材料なので、
自分はいまだに使用させていただいてます。
3、
これは、すごく苦労しました。
粘りのある材料に化粧を埋め込むようにつけるタイプの靴でした。
ペーパーに持っていかれて、なかなか平面をだすのが大変でした。
なかなか削れませんでした。粘って粘って~。
大変になるのはうすうすわかっていたので、別の修理方法の方がきれいに仕上がり
やすいのでお勧めしましたが、どうしてもこっちがよいとのことでした。
お渡しした時はとてもうれしそうでした。がんばってよかったです。
とにかく時間がかかりました。
煙がブワァーっとでて、煙感知の火災報知機が作動しないかとヒヤヒヤしながら~
甲種防火管理者講習課程修了しています。