サンダル的な爪先の革の張り替えをしました。
全体的にけっこうキレイで、カカトも減ってなく、
交換した形跡もなく何故か爪先の革がハゲてしまうという珍しいケ−スです。
ところが2回目でした。
受付した時に、なんで他が合皮(合成皮革)でここだけきちんと本革なんだろう?
とか「う〜かたいなコレ」とか思いながらボケっと作業しているうちに、
突然「これはオレの仕事だ」と気付きました。みるみる記憶がよみがえってきました。
本当に、ドラマとかであるようにペ−ジをパラパラめくるように思い出しましたが、
それと同時に絶望感が出てきました。
靴底を剥がして分解するのですが、物凄くよく接着されていてなかなか剥がれませんでした。
前回はいい仕事したと言えるかもしれませんが、自分の仕事を分解するのはかなりキツイです。
くっつけた時の自分を思い浮かべたりして対決する感じです。
なんと言うかメンタルがキツイです。
とっても。
とっても。
とっても。
絶望感。
とにかくキレイに分解出来ないという絶望感が
ジワ〜と気持ちを支配しドヨ〜ンとぶら下がります。
あらゆるマイナスを背負い込む感じです。
コレを〜、何に例えれば〜。
それは、 キングボンビ〜です。
まさに、リアルキングボンビ〜です。
一晩中やられてコントローラ−ぶん投げてテレビに当てて持ち主と喧嘩になったり、
プレステのフタ叩き割ったりいろんな人がいましたが、今は全てが懐かしい。
イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!〜、オレってキングボンビ〜級って事ですか?
それは、若干うれしいです。
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