紳士靴に多いですが、靴底から縫い糸が露出し、削れているのに、
靴底が剥がれないのを不思議に思った人はいませんか?
また、靴は、どうして、そういう作りになっているのか不思議に思いませんか?
糸が切れたら剥がれちゃいそうです。(ちょっと意味わからりづらくてスイマセン)
ぬいはんばりです。縫い半張り。貼り。
例によって黒板で習った訳ではないので字がよくわからなくてスイマセン。適当です。
本底はまだ生きてますので、取り替えません。
縫い糸に染み込んでいるチャン辺りに原因があります。量が少なくてよく染みてないか、チャンの質が悪くてついてないのか、固まってないか〜。(ここがちょっとよくわからない。スイマセン。)
ここは、いつも三留さん(昨日行きました。)にやって頂いてるのでよくわかりません。
でも、だいたいわかります。とにかく糸作りが悪いように思います。チャンが、効いていると糸が切れても本底が剥がれません。
有名なエドワードグリーンさんの靴は、本底の取り付けにのりを使わない靴があると読んだ事があります。 凄いッス。 履き心地の為等と書かれていたと思いますが、修理の負担も軽減しています。
三留さんに底縫いして頂いて剥がれたという事はありません。(自分が作業した物でも、コッポリでも聞いた事ないです。) 三留さんをリスペクトするのはそういう訳です。
また、ここまで深く三留さんの仕事を理解しているのはコッポリでは、自分ぐらいです。2〜3人には教えましたが。
あっ!チャンは、松脂だったかな?洋チャンとか和チャンとか、あるようです。
今回は革底を保護しますので、縫ってからビブラムソ−ルを貼ります。
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